精密長さカット・精密突き合わせ溶接技術の傑作、積層スチールエンドレスベルト
こんにちは、スチールベルトのディムコ・営業部の永谷です。 今回は、精密長さカット・精密突き合わせ溶接技術を用いた特殊なスチールベルトをご紹介致します。 先ず、写真①をご覧下さい。1本のエンドレスベルトに見えるかと思います。写真① 1本に見えるスチールエンドレスベ
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こんにちは、スチールベルトのディムコ・営業部の永谷です。 今回は、精密長さカット・精密突き合わせ溶接技術を用いた特殊なスチールベルトをご紹介致します。 先ず、写真①をご覧下さい。1本のエンドレスベルトに見えるかと思います。写真① 1本に見えるスチールエンドレスベ
スチールベルトのディムコ、技術部の寺尾です。この度、チェコのブルノ市で開催された展示会『MSV2024』に出展をさせて頂きましたデモ機をご紹介いたします。このデモ機はSCARA(Selective Compliance Assembly Robot Arm:水平多関節ロボ
スチールベルトのディムコ、海外部の新杉田です。今回はスチールベルトの広幅の製作についてお話をします。スチールベルトでは広幅の定義はありませんが、幅が1000mmを超えるものは広幅の範囲になります。通常、1000mmを超えるスチールベルトはどうしても厚みも厚く、コンベヤとし
スチールベルトのディムコ、開発部の桑原です。パリオリンピックの日本選手活躍に興奮冷めやらぬお盆休みとなりました。また連日の猛暑に加えて連続台風襲来で、体のほうもグロッキー気味です。さて、コンベヤのベルトを安定走行させる技術として過去のブログで分割プーリを紹介して参りま
スチールベルトのディムコ、開発部の桑原です。ウクライナ情勢も気がかりですが、コロナ第8波が収まりつつありますので我が日本では春の訪れを実感する今日この頃です。さて、図1は前報で紹介した試作分割プーリです。プーリは4分割され、その各々のプーリセグメントは中心シャフト
スチールベルトのディムコ、木曽川です。関東地方は今金木犀が咲き誇り、ほのかな香りが心地よく外出も楽しい気分になります。さて、スチールベルトの素材は ・そもそもどのような素材を使っているのを初めてスチールベルトを聞いた方にわかりやすく説明いたします。
スチールベルトのディムコ、開発部の桑原です。ロシアのウクライナ侵攻は泥沼化し、世界の食糧とエネルギー危機が私たちの生活にも迫ってきています。一日も早く事態が収束することを念じて止みません。さて、コンベヤのベルトを安定走行させる技術として、VガイドおよびEPC(Ed
スチールベルトのディムコ、開発室の築城です。今回はスチールベルトをコンベヤで使用する際の蛇行防止方法の1つである「Vガイド方式」についてご紹介します。この方式はスチールベルト裏面の中央または両端にVガイドと呼ばれる台形状のゴムを貼り付けて蛇行を防止する方法です。下の写
スチールベルトのディムコ、技術部の森田です。ディムコの扱っているスチールベルトはゴムベルトと違い、伸びにくくバタつきも少ない特徴があります。ただし、ゴムベルトのコンベヤをそのままスチールベルトに換装可能かというと「デザインによっては」という条件が付きます。図1はゴムが
スチールベルトのディムコ、開発部の桑原です。ロシアのウクライナ侵攻という未曾有の事態を迎え、私たちの生活にこれからどのような困難が待ち受けるのか先が見通せません。一日も早く事態が収束することを念じて止みません。さて、スチールベルトを使用するコンベヤの設計においては
スチールベルトのディムコ、技術部の森田です。ディムコのスチールベルトはステンレスのバネ材を使用しております。概ねの例えとしてよく表記すると図1の様になります。図1 概略表記スチールベルトはバネ性を持っている事、また摩擦駆動で走らせる際に滑らない程度の張力で動か
スチールベルトのディムコ、木曽川です。11月7日の二十四節気(にじゅうしせっき)・立冬を過ぎてもここ横浜は暖かなまま。まだまだ冬の兆しがありません。暑くも寒くも涼しくも、人間の手で環境を作れる現代は、本当に過ごしやすいものです。さて、今回はクリープ滑りについて
スチールベルトのディムコ、技術の飯田です。今回はスチールベルトやステンレススリーブを製作する上で重要な溶接についてお伝えしたいと思います。ディムコがお客様に提供しているスチールエンドレスベルトやステンレススリーブ等の良し悪しの評価の一つに溶接部の形状があります。いかに溶融
こんにちは、スチールベルトのディムコ・営業部の永谷です。スチールエンドレスベルトは、厚みを問わず「突合せ溶接」加工にてエンドレス形状に仕上げております。近年、この溶接技術を活かした『薄肉・広幅溶接』加工の仕事も増えてきました。具体的には、厚み0.1mm前後・ストローク
スチールベルトのディムコ、開発営業部の中田です。 お盆も終わり例年なら立秋に向け徐々に涼しくなっていく時期ですが、今年はまだ残暑が続く様な気配です。前回8/19のブログ(スチールベルト、金属スリーブの溶接精度)において、ディムコ製のベルトは溶接部の歪みが少ないことを画像付
スチールベルト、金属スリーブのディムコ、技術部の飯田です。猛暑日の続く中、いかかがお過ごしでしょうか。今回はディムコが誇る加工技術の中で、スチールベルトや金属スリーブの溶接についてお話しをしたいと思います。金属を溶接する上で品質に影響を及ぼす要因の一つに溶接時の入熱が
こんにちは、技術部の山本です。今回はスチールベルトとプーリ径に関しての紹介です。用途や目的によりスチールベルトの板厚・種類は様々ですが、目安となるサイズにつきましてはディムコHPの技術情報に掲載しております。▲スチールベルトの厚さとプーリ径の関係
開発の夕霧です。ディムコがご提供するNi電鋳ベルトの特徴としては、ベルト厚みがミクロンレベルで管理できるということと、継ぎ目がないシームレス円筒状のベルトが製造できるということです。剛性は厚みの3乗に比例する性質があることから、ベルト厚みを薄肉化することで、より小さな
こんにちは、技術部の山本です。今回はスチールベルトの溶接部に関しての紹介です。ディムコのスチールベルトは、DWタイプのスチールベルトも含め、全て突合せ溶接を行って繋げていますが、実際どれくらいの段差があるか気になる方もいるのではないでしょうか?ディムコでは実際
スチールベルトのディムコ、技術の飯田です。今年は猛暑の様子が連日報道されており、熱で歪んだ線路やアスファルトが報道で流されていました。熱による歪と言いますと、スチールベルトを製造する過程の溶接熱は歪に繋がり、高品質なベルトを製造する上ではクリアしなければならない問