動画:ワイパー付きステンレスベルトコンベヤ

自称「スチールベルト・アンバサダー」の佐久間です。

今年は、食品機械の大きな展示会をふたつ視察しました。

ひとつは、6月に国内で開催されたFOOMA(国際食品機械工業展)、もうひとつは9月に開催されたプロセスエキスポ(PROCESS EXPO)というシカゴの展示会でした。

そこで感じましたのは、練り製品や粘性の高い液体や食材などが直に樹脂やゴム製のベルトの上に積載されて搬送されている状態、それをベルトワイパーで掻き取ってもなかなかきれいに掻き取れないようなところもありました。これは、今やどの国もフードセーフティが叫ばれている時代ですから、ステンレスベルトメーカーであるディムコからすると、大丈夫なのだろうか?と首をかしげながら見て回りました。

米国などは、ハンバーグなどの食肉の脂分や菓子類のペーストなどを載せたプラスチックやゴムベルトもあり、掻き取りに苦労していると思われます。日本も粉やたれなどの付着を一掃させてベルト搬送を常に残渣や汚れから守るという部分にスポットライトを当てるとかなり危なっかしい現場がたくさんありそうだ、とFOOMAにおけるコンベヤ搬送を見るにつけ、危惧する思いでした。

ゴムや樹脂製、そしてメッシュベルトの洗浄や手入れは、度々の汚れを絶えず除去するのに手間と時間がかかってとても大変です。

また、プロセスのベルトは、長い間には雑菌繁殖や臭いが付着してしまう点などからも安全と品質を維持するためにステンレスベルトというものがあることをご存じない工場がたくさんあります。

そこで、ディムコの自慢のステンレスベルトコンベヤ「新コンさん」をご紹介します。
この「新コンさん」の意味は、新しい時代のコンベヤで、それは平滑で高張力に富む安全なステンレスベルトを搭載したもので、新コンさんの「さん」は、英語のSANITARY(衛生)のSANをとって名付けられています。
以下のように、今回はステンレスベルトの平滑面に漏れないようにピッタリフィットさせたプラスチック製の安全ワイパー(スクレーパ)付きの新コンさんを以下にご紹介致します。

プロセスでの安全・安心・衛生にお困りの方は、是非導入されることをお薦め致します。


野菜搬送ステンレスコンベヤ


また、この『新コンさん』は、ベルト洗浄やベルト交換のメンテナンスがし易いようにコンベヤエンドが跳ね上げ式になっています。
以下の動画でのご案内にございます通り、手間が掛からず簡単です。ディムコは横浜ですが、そこにデモ機がございますので、ご足労をお掛けして申し訳ございませんが是非一度ご覧頂ますよう来場下さいませ。


食品コンベヤ『新コンさん』のメンテナンス動画


ここまでお読み頂き、まことに有難うございました。

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