ディムコのSUSチューブは、シームレス化されています

こんにちは、ステンレス圧延スリーブのディムコ、開発営業部の富岡です。

ディムコの薄肉ステンレス圧延スリーブは、直径や必要長さによっては、板材から溶接加工し、一度溶接パイプ(素管)を製作します。溶接パイプ(素管)にディムコ独自の圧延加工と固溶化熱処理を行い、更にディムコ独自の加工をすることで製品が完成致します。

この独自の加工には、ディムコのノウハウが沢山詰まっているので、詳しくはお話し出来ませんが、その違いは下図でもわかるように、溶接パイプ(素管)の状態では母材部と溶接部は別組織です(写真左の濃淡部)。それを熱処理とディムコの独自加工を行うことにより、母材部と溶接部が一体化(シームレス化)します(写真右)。

もちろん直径や必要長さによっては、最初から全く溶接加工をしないで製作することも可能です。製作金型や治具等により制限はありますが、様々なサイズに対応する事が可能ですので、機械、装置等を設計される際に、是非、ご検討ください。

シームレス化前後の溶接部組織・断面図
▲溶接パイプ(素管)と完成品の溶接部組織を観察


薄肉ステンレス圧延スリーブの試作品御見積は1本からでも承ります。
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