ディムコではスチールベルトに最適な精選材料を在庫しています。
何が精選なの!?と思われた方は続きをどうぞ!
さて、精選と言っても色々あるかと思いますが、今回は材料の【平坦度】と【真直度】についてお話します。
ディムコのスチールベルトの採用例としてカバー用途があり、それを『リニアバンド』と呼んでいます。具体的にはリニアガイドやアクチュエータのボールねじ駆動部や摺動部の防塵、あるいは内部の油脂飛散防止目的で使用されます。
そこで、ディムコの『リニアバンド』が採用されている2つの大きな理由が【平坦度】と【真直度】です。
①平坦度とは?
金属材料は真っ平らに見えて、実は歪(浮きやうねり)があります。(下の写真1参照)
ディムコではカスタムオーダメイドでスチールベルトの材料を購入する場合と市中より材料サンプルを入手してから購入する場合があります。後者の場合には材料形状でも重要な平坦度や真直度の確認を行います。
社内規格に当てはまらなければサンプルと同じ材料Lotのコイル材は購入しません。
写真1 歪が大きかったNGサンプル
②真直度とは?
金属材料は真っ直ぐに見えて、実は緩やかにカーブ(横曲がり)しています。
また、材料の横曲がりのことを別名『キャンバ』といいます。
ディムコではキャンバについてJIS規格よりも厳しい規格を設定しています。
その結果、形状の良い材料が購入できます(写真2)。
写真2 平坦度と直進度が良いスチールベルト材料
カバー用途で使用したとき、スチールベルトの歪やキャンバが大きいと本体との間に隙間ができてしまいます。
逆にスチールベルトの歪やキャンバが少なければ、長いストロークでも本体との間に隙間ができません。
つまり、形状の良い材料を入手してスチールベルトを作ることが重要です。
形状・品質の良いスチールベルトをお探しの方はディムコにお任せ下さい!
多品種、少量でのお問い合わせも大歓迎です。
是非、ディムコの『リニアバンド』をよろしくお願い致します。