面接触で熱伝達 ディムコの冷却ロール

スチールベルトのディムコ、研究部の桑原です。
新型コロナウイルスと共存するライフスタイルが定着しつつあるようです。
GoToトラベル、GoToイートなど明るい世の中に戻りつつあるのは確かなようですが、設計屋の仕事は在宅でこなせる場合は良しとして、打合せが入ってくるとパソコン画面越しでは歯がゆい思いが致します。

さて、ディムコの『冷却ロール』につきまして以前にも本欄で紹介させていただきました。
本製品は外側が継ぎ目の無い薄肉電鋳スリーブ、その内側にゴム被膜ロールを配した構造で、この空隙に冷却水を循環させるという考え方で進めて参りました。
冷却対象(通常は剛体ロール)に冷却ロールを押し当てた際の接触面積をどの位稼げるかが性能を左右します。
単純な空隙ですとこの点で不利になる知見が得られましたので、目下ゴムロール部に流水チャンネルを設ける構造にて試作をすすめております。
評価結果は近いうちにこの場をお借りして報告いたします。

冷却ロールの冷却試験実施状況
冷却試験実施状況

冷却ロールの試作納入実績はφ100×950Lですが、より大きなサイズも可能です。
電鋳設備の制約がありますが、お問い合わせをいただいた時に相談させていただきます。
お問い合せはフリーダイヤル0120-346-353です。ご連絡お待ちしております。

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