高摩擦・高滑り防止・高耐久・薄型! 金属製フリクションパッドのご紹介

こんにちは。 海外部の柳です。

ここ横浜ではだんだんと暑さが増し、初夏が近づいていることをひしひしと感じる今日この頃でございます。

さて、最近海外部では、ディムコのフリクションパッドをプレゼンする機会がありましたので、フリクションパッドのメリット、用途などを紹介したいと思います。

まずフリクションパッドとは、金属基材(ステンレス)の表面に、加熱され溶融した超硬金属の粒子を塗膜することによって細かな凹凸ができて表面が荒らされ、摩擦係数を高めることができる金属部品です。
いわば、サンドペーパーの金属版です。また、両面に加工可能です。
このような事からフリクションパッドは主に金属同士がコンタクトし、高い面圧と高い摩擦係数を要求する所に挟んで締結又は滑り防止の部品として使用されています。

図を見て頂くと分かり易いです。下のイラストをご覧下さい。

1.チャックする面の滑り止め


2.高摩擦プーリ


このようにチャッキング部などへ、薄い高摩擦フリクションパッドを挟みこむことによって安定性や締結力が上がります。
その結果として、締結ボルトの径のサイズダウンや締結ボルトの本数を少なくすることができます。
厚さは0.2mm以上から製作可能です。
また小型ロボットアームの先端締結部などに使用されることもあります。
また、フリクションパッドの形状をご要望の形状にしたり、ご支給部品の一部に加工することも可能です。

フリクションパットの使用法、高摩擦化する部品の形状、締結部のコストダウン等をお考えでしたらぜひディムコへお問合せください。

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