樹脂の熱プレス・圧延加工 成形はダブルスチールベルトヒートプレス機で検討

スチールベルトのディムコ、太田です。

今年もあと僅かになり、慌ただしい日々が続く毎日です。また、ここ横浜も12月としては例年にない暖冬で過ごしやすい気候ですが、各地に影響が出て心配です。

さて、暖かいと言えば弊社では加熱、加温など熱に関する搬送系装置を開発、販売しています。そしてそれらはスチールベルトを使用する機械、装置です。
特に中のその装置として、高温に加熱できるダブルスチールベルトヒートプレスコンベヤがありますのでその機械装置の構造と特徴を紹介します。

下のイラスト図のように、スチールベルトを使用したコンベヤを上下2台重ね、その各コンベヤの胴内には加熱ヒータを挿入したブロックが設けられています。それをヒータブロックと言います。そしてそのヒータブロック同士は面と面で圧力を掛けられるようにしています。
装置を動かし、加工する場合にはまずヒータブロックを加熱し、ある隙間を以って上コンベヤのヒータブロックに荷重を掛けておきます。
厚みのあるワークがその調整厚みよりも厚ければ加熱された樹脂は軟化して薄い隙間でも通るようになります。加熱、加圧され隙間を通過することにより、薄く伸ばされることになります。


ダブルスチールベルトヒートプレスの構造


この応用は圧延のみならず、複数枚のシートを熱で溶着して重ね合わせるラミネート、熱硬化性樹脂などを加熱して形をつくる熱成形・熱融着など応用分野は色々あります。
これらが連続して加工できることが特徴です。
バッチ処理を連続で、枚葉処理をロールtoロールで加工可能です。

又ご来社によるテストも可能です。その時は熱プレス加工、熱プレス成形、ホットプレス、ヒートプレスを行なった時の情報、データがあると良いです。その条件を再現して連続的に、まずは簡単にテストして次のステップに進みたい、あるいは大げさなテストはまだいいので結果を早く見たい、などに好都合です。
ぜひご来社してテストしてみてください。テスト費用はほとんどのケースで、無償で行なっています。
お問い合せはフリーダイヤル0120-346-353です。あるいは各種のお問い合わせ方法があります。

ディムコビジネスブログも今年はこの回で終わりになります。
皆様、良いお年をお迎えください。

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