こんにちは、技術部の山本です。
今回は新しく完成させたアテンド用実験機、吸引・吸着スチールベルトコンベヤの紹介です。
従来のアテンドで使用していた吸引・吸着コンベヤ4号機(今でも使用中)より大型のコンベヤになりますが、新たに高機能EPC(蛇行制御装置)が搭載されていて、EPCの実験に使用しています。
従来の吸引・吸着コンベヤ用のスチールベルトは蛇行防止としてVガイドゴムを装着していました。この方法ですとベルトが蛇行する幅はVガイドの溝とVガイド幅の隙間分(蛇行量)は必ず蛇行してしまいます。
本新型機の蛇行量は数十μmを狙っており、それが達成できるレベルまで上がってきています。
高速走行での画像の読み取り、カラー印刷などには欠かせない技術です。
新型吸引・吸着スチールベルトコンベヤの蛇行量の実力値測定
用途に合ったこのような特殊コンベヤの設計製作も行っています。
特殊仕様のコンベヤを製作したい場合は一度ご相談ください。
詳しくはディムコのお問い合わせページよりお問い合わせいただければ幸いです。