ディムコスチールベルトを使用したダブルベルトプレスコンベヤ

スチールベルトのディムコ、技術部の橋本です。

今回はディムコのダブルベルトプレスコンベヤの特徴についてお話しします。
通常のコンベヤは搬送が主と思われがちですが、コンベヤに加圧・加熱・連続滞留時間などの機能を付加することで「ベルト上で仕事を成せるコンベヤ」となり、様々なケースで活躍しています。
ワーク成形や物性変化、貼り合わせなどの機能を有するコンベヤが今まさに期待されています。

通常薄いシートまたは平板を製作する場合、重ねられた2本の加熱ロール間に圧力を与え成形するニップロール方式が多用されていますが加熱時間の不足が難点です。それに比べ、ダブルベルトで採用している平板型プレス方式はワークへの加熱時間を長く確保することがでます。
それにより加工前の原材料のカール形状の矯正や入熱の時間を稼げることで物性向上に大きな成果が得られています。
このような特徴があることから興味を持たれご来社されテストをして実感されるお客様も数多くおられます。この方式は、ライン速度を上げる量産を考慮した連続成形にも適したワーク成型のコンベヤです。

ディムコではデモ機として3号機と4号機を準備しており、各々特徴を持ち、用途に適したコンベヤをご提案させていただいております。


ディムコのテスト機ダブルベルトプレス3号機


ディムコのテスト機ダブルベルトプレス4号機

現在までの実績からテスト手法などもご提案できることもありますので、是非お試しでご来社いただき、肌で実感していただけますと幸いです。

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