スチールオープンベルトは意外と身近に使用されています

こんにちは、技術部の山本です。

今回はスチールベルトの中でもシンプルな形状のスチールオープンベルト(ディムコの型式分類ではDOベルトと表記します)に関しての紹介です。
スチールオープンベルトはエンドレス形状ではないので、エンドレス溶接加工はありません。
代わりに端部に補強板を取り付ける場合、そこではスポット溶接を施しています。

スチールオープンベルト-端部に板状の補強を溶接
端部に板状の補強を溶接したスチールオープンベルト

スチールベルトは板状ですが剛性としなやかさを持っています。

スチールオープンベルト-厚み違いによるしなやかさ
スチールオープンベルト 厚み違いによるしなやかさ

このようにスチールオープンベルトはいろいろな使い方をされていいます。
スチールオープンベルトを2本使いしてプーリに各々の端部を固定し、動力伝達に用いるスカラーロボット用や、単純に一軸ロボットのネジ部カバーとしての利用もあります。

スカラーロボット-スチールオープンベルト2枚使い
スカラーロボット スチールオープンベルト2枚使い

ボールねじカバー-スチールオープンベルト
ボールねじカバー スチールオープンベルト

単純なベルトですが、アイディア次第で色々な使用方法があるベルトです。
「開発等の案件に活用できそう」、「もっと詳しく聞きたい」などご質問・ご要望がありましたら是非お問い合わせください。

ブログアーカイブ

ブログカテゴリー