日本政府は産業の脱炭素化を目指すため、「グリーンイノベーション基金」を設け、ペロブスカイト太陽電池の実用化に向けた支援を行っています。
グリーンイノベーション基金の事業期間は2021年度~2025年度で、実施内容は高耐久化、高効率化、低コスト化等に資する技術開発となっています。
今後ペロブスカイト太陽電池の量産化により標準化が進んできますと、製品サイズもシリコン系太陽電池と同程度となるのではないかと思います。そしてそれがフレキシブルであることから、ハンドリングにはより多くの課題が出てくるものと思います。
このような中で、ディムコの吸引・吸着スチールベルトコンベヤが塗布プロセスやウェブハンドリング上での生産に役立てればと考えています。特に検査工程においては、平坦な面で平坦性を確保しながら高速に移動する手段が必要になります。
この工程にディムコの吸引・吸着スチールベルトコンベヤは役立てられます。
このコンベヤの働きは、まずスチールベルトが有孔平坦板の上に吸引されて平坦性を保ち、次にスチールベルトに開けられた微細な吸引穴によりワークを吸着安定させ、そしてスチールベルトは高速に移動して上下の振動もなく効率的に検査作業を行うことができます。
吸引・吸着スチールベルトコンベヤは複数台での組み合わせも可能で表裏同時検査もできますので是非ご検討ください。
吸引・吸着スチールベルトコンベヤ組み合わせ使用例
ディムコでは、社内デモ機を用いて実際に試験を行うことも可能です。
ご質問等ございましたらお気軽にお問合わせください。
参考YouTube 吸引吸着 上下搬送 裏表検査清掃 スチールベルト