ディムコでは、お客様へご提供するカスタムコンベヤをより良いものにするため、日々要素技術を研究し、性能向上に努めております。
今回は一例として、「ダブルスチールベルトヒートプレスコンベヤ」の加圧摺動部の低摩擦化を実現するための手段として、摺動部材の摩擦係数を測定できる試験装置を製作いたしましたので、簡単にご紹介させていただきたいと思います。
スチールベルト摩擦係数試験装置(社内用)
そして、ヒートプレス部の加熱温度、加圧力とスチールベルト駆動のためのモータトルクの関係をリアルタイムに計測することが可能となっております。
製作経緯として、従来は「JIS」による測定方法にて行っておりましたが、実使用の条件とは乖離が見られたため、それを解消するため製作に至りました。
現在、試運転が完了し、これから本格的なデータ収集と解析を行っていくところです。
これらの計測データを活用し、今後「ダブルスチールベルトヒートプレスコンベヤ」の摺動部材の改良等、性能向上に努めていければと思います。
わたしたちは日々、お客様の課題を解決するための一助となれるよう、要素技術の研究にも力を入れております。
そんなディムコに、カスタムコンベヤの製作を依頼してみませんか?
ぜひお気軽にお問合せください。