今日10月16日、関東地方は通勤時間に大型の台風26号が押し寄せ、交通が麻痺状態になり、通勤にも普段の3倍の時間が掛かりました。
さて今、加圧・加熱・加温・乾燥・冷却搬送のお引き合いが沸騰中です。
ディムコは主にステンレススチール(ステンレス鋼、Stainless steel)をベルト素材としてスチールベルトを製造しています。
そのスチールベルトの加熱の方法には一般的に電気ヒータ、裸ガス火、熱媒体油、蒸気、IHヒータ、赤外線ヒータなどです。そして、それらはそれぞれ一長一短があり、その中で使い勝手、経済性などでお客様の要望にあった方式を選んでいます。
加熱のタイプは、スチールベルトを『シングルで使う方法』、これはごく一般的です。
そしてスチールベルトを『ダブルで使う方法』(下のイラスト図参照)です。
このダブルで使うダブルプレスベルト装置について述べます。
ダブルプレスベルトでできることは樹脂フィルム・シートの熱処理・表面加工、多層シートのラミネート、繊維状物と合成樹脂の複合フィルム製造など、貼り合わせる、圧延するとかで用途は様々です。
スチールベルトが他の素材と違う最大の長所は『熱に強い』ということです。
熱に強く平滑で変形しにくい、これらが連続成形するためにダブルプレスベルトでスチールベルトを使う理由です。
下のイラスト図と写真はディムコの試験用ダブルプレス加熱装置で、お客様の試験に対応できる形にしています。
最高温度は250℃、スチールベルトの表面に黒色耐摩耗性のフッ素樹脂コーティングをして高温でも剥離性を高くしています。それで表面が黒くなっています。
ダブルプレスベルトで加圧・加熱スチールベルトコンベヤのイラスト
ダブルプレススチールベルトのローラ部
ダブルプレススチールベルトのヒータ部
上下同時加熱はもちろん、上面のみの加熱、下面のみの加熱もできます。
まずはコンパクトにテストして次のステップに進みたい、あるいは大げさなテストはまだいいので結果を早く見たい、など。
お問い合せはフリーダイヤル0120-346-353です。あるいは各種のお問い合わせ方法があります。
ぜひご来社してテストしてみてください。