お盆も終わり例年なら立秋に向け徐々に涼しくなっていく時期ですが、今年はまだ残暑が続く様な気配です。
前回8/19のブログ(スチールベルト、金属スリーブの溶接精度)において、ディムコ製のベルトは溶接部の歪みが少ないことを画像付きで紹介させて頂きました。
今回のブログでは、溶接部を研磨することで段差なく溶接線がどこにあるのかをパッと見で分からないぐらいに仕上げることが出来るということを画像付きで紹介致します。
下の2枚の写真は溶接後の研磨前(Before)と研磨した後(After)の溶接部です。
スチールベルト突き合わせ溶接部 研磨前(Before)
スチールベルト突き合わせ溶接部 研磨後(After)
※溶接部研磨後の表面粗さは最大高さRz 0.1~0.2μm
研磨後は溶接部がどこにあるのかわかりません。
熱可塑性の樹脂を用いたワークを成型する際にスチールベルトが使用される機会があり、そういったお客様は特にベルト溶接部の段差を気にされます。
溶接部の凹凸が成果物に転写されていないか?跡として残っていないか?という事をベルトの品質に求めているからです。
ディムコには熱歪が少なくなるよう卓越した薄板の溶接技術と溶接部を平坦にする鏡面研磨技術とを掛け合わせて、そのようなお客様の仕様に叶うスチールベルトを製作しています。
ご興味のある方は是非弊社へお問合わせください。
お待ちしております。
※表面粗さのリンク引用 NSTOOL様