2020年頃から始まった新型コロナウィルスのまん延は、我が国に未曽有の緊急事態を発生させ、数多くの企業の経済活動に影響を及ぼしました。しかし2023年に入った最近では、ようやく落ち着きの兆しが見え始め、先行き不透明な景気後退にも終止符が打たれるのでは、と期待しております。
今後はBCPの構築、運用などで一層中核事業を維持する備えをすることが大切になりそうです。
よって今回、ディムコの中核事業である「スチールベルト」の特徴と製造・販売について、改めてPRさせていただこうと思います。
さて、スチールベルトは帯状の薄板金属素材（主にステンレス鋼帯が多い）を使用し、オープン（短冊状）、またはエンドレス（輪っか状）に加工を行ったものです。
樹脂製、ゴム製などに比べて高張力なので伸びが比較的少なく高剛性であること以外に、耐熱性、耐摩耗性、耐薬品性、耐候性、清潔性、平坦性、低アウトガス性など、また、表面が硬く摩耗しにくく、熱にも強く劣化しにくいなど、数多くの特徴を有しております。
用途としては主に動力伝達、搬送用に使用されています。
特に、バックラッシを極小にした高精度な動力伝達駆動や、真空中・高温下での連続使用には優れた性能が発揮されています。
ディムコのスチールエンドレスベルト
ディムコのスチールオープンベルト
スチールベルトの製造はグループ会社の株式会社天龍精密工業が行っています。品質管理はもちろんお客様の納期管理にも対応しております。
お客様のご使用条件にもよりますが、従来ベルトよりも高い付加価値をご提供できると信じています。
生産現場における搬送用途に関するお悩みや、解決方法を模索されておられましたら是非一度、スチールベルトのディムコへご相談ください。
最適なソリューションのご提案と、設計、製造から検査まで一貫体制でサポートさせていただきます。
また、スチールベルトを使ったコンベヤ製品の製作も承っております。
今後とも、スチールベルトのディムコをよろしくお願いいたします。