今回は溶接歪の少ないディムコのスチールベルトについて少しお話しさせて頂きたいと思います。
エンドレススチールベルト(ディムコではDWタイプと呼んでいます)を製作する際、必要な加工工程の中にスチールベルトの両端を繋げる溶接工程が有ります。
溶接する材料の違いによって接合に要する温度は異なりますが、材料がステンレスの場合は約1500度以上になると言われており、当然熱の影響がベルトに対して歪という形で現れます。
スタンダードなDWタイプの他に、特に熱の影響を受けやすく歪易い微細な穴が開いた形状のパーフォレイションスチールベルト(DPタイプ)があります。
このスチールベルトはグループ会社である「株式会社 天龍精密工業」が製作担当しており、熟練した技術や蓄積されたデータを基に、お客様に満足して頂く形で納めさせて頂いています。
▲歪の少ないディムコのパーフォレーションベルト(DPタイプ)
今後も皆様のご要望にお応えし技術力を更に向上させて行きますので、ディムコのスチールベルトを宜しくお願いします。