エアロールはほぼ20年前に開発されたローラーで、円筒状の金属スリーブの内径側に空気圧を保持することにより、金属ロールでありながらゴムロールの弾性を有したものとして使われました。
チラーを使用しての「剛体冷却ロール(手前)」と「弾性冷却ロール」の特性比較実験の状況
しかしながら、樹脂フィルムなどシート状の製品を製造する工程では、その要求される特性が高難度化しています。ディムコは金属ロール内径側にエアロール特性を残し、その内径に適切な硬さに設定されたゴムロールを設置することにより、希望とする製品を作成することができるロールとしました。
さらに、現在市場にでている剛体ロールは肉厚が7~8mmと厚いことに比し、弾性冷却ロールは0.2~0.3mmと板厚が極薄で熱伝達の効率が良く、ロールとの接触面も広いことより、冷却特性を良くすることができ、さらに製造ラインの短縮が期待できます。
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